ウクライナ医学アカデミー放射線医学研究センターのトップが明かすこれから子供たちに起きること


チェルノブイリ事故が起きたウクライナで、15年間調べ続けてきた研究者によるインタビュー記事。事故の後、子供たちに何が起きたのか、必読の記事です。
この記事によると、ウクライナのこの研究機関が、日本政府に支援を申し入れたところ門前払いを受けたという信じられない事実が語られています。
政府はチェルノブイリ事故による経験と実績のあるこのような機関からの支援を積極的に受け入れるべきではないでしょうか。

 

チェルノブイリ事故が起きたとき、ソ連政府のアレンジによって、モスクワから心理学者や精神科医などからなる優秀なチームが避難所にやって来まし た。彼らは地元ウクライナのスタッフと協力して被災者のケアに当たってくれたのです。福島ではそういうことがなされているのでしょうか。

ウクライナは裕福な国ではありませんが、チェルノブイリでの豊富な経験があります。私たちは今回、日本政府からお金をもらおうとして行動していたわけではありません。無償で協力しようとしただけなのです。拒否されるとは思わなかったので、とてもショックでした。

ロガノフスキー氏は、日本政府の姿勢に対して不信感を持っている。それは援助を断られたからだけではない。

「当初、発表された福島原発から漏れた放射性物質の量は実際とは違っていました。国と国の交流に大事なことは正確な情報を公開することです」

では、日本政府が定めた「年間20ミリシーベルト、毎時3.8マイクロシーベルト」という被曝限度量については、どう考えているのか。

「一般人は年間1ミリシーベルト、原発関連で働いている作業員は20ミリシーベルトが適性だと思います。これが国際基準です」

つまり、日本政府の基準を鵜呑みにしては危ないと考えているのだ。さらにロガノフスキー氏は低線量の被曝でも健康被害はあると指摘する。

転載元: コンスタンチン・ロガノフスキー インタビュー by 大野和基.
http://www.globe-walkers.com/ohno/interview/loganovski.html

 


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タグ: マスコミ, 健康被害, 国の対応, 報道, 海外の反応, 被ばく

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