転載—————————————-
「被災地復興には災害廃棄物の広域処理が必要」は本当か
環境省は震災が発生して以降、一環として災害廃棄物の広域処理の必要性を訴え続けており、住民や専門家、一部の自治体から広域処理の問題点を指摘されても、一向に方針を改めようとしていない。
どうしてそこまで広域処理にこだわるのだろうか。
以下は今回の津波瓦礫の危険性を物語る資料だ。
「化学物質の影響 東北地方太平洋沖地震と津波に よる汚染と除去」NIH(アメリカ国立衛生研究所)EHP, July 2011 Vol 119 No7別刷
“日本では未曾有..化学物質汚染の問題を覆い隠す..”
日本のマスコミではこうした事実は一切報道されていない。
ちなみに、今回とほぼ同じ2000万トンの災害廃棄物が出た阪神・淡路大震災について、国の研究機関がまとめた報告書「阪神・淡路大震災におけるガレキの処理・活用に関する調査と考察」でも、「隣接市、他府県への応援要請」と書かれているだけで、広域処理の必要性はさほど重要課題として総括されていない。
これらの資料を読んだ後で「東日本大震災で発生した災害廃棄物の広域処理に関する一考察(第一報)―費用と処理期間の低減効果―」を読むと安全性と言うよりは経済合理性からの考察に留まっており、やはり「被災地復興には広域処理が必要」という環境省の主張が胡散臭く思えて仕方がない。
転載元: あざらしサラダ : ◆「被災地復興には災害廃棄物の広域処理が必要」は本当か.
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