子どもたちの言葉は本当に純粋素直な気持ちからでてくる言葉です。
政府は福島の子どもたちの声をどんな風に受け止めているのでしょうか？
子どもたちを守るのは大人の役目です。責任です。
大人は、子どもたちの声、文科省の対応をしっかり見て聞いて、日本のこれからを考えていかねばなりません。
長いですが、是非、動画をご覧ください。
文部省はまともに答えていません。
【動画】2011年8月17日[3 /7] 福島の子どもたちの声を政府に届ける集会＆記者会見
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以下、「福島の子どもたちの声を政府に届ける集会」より抜粋して文字おこしさせていただきました。
大人 「君たちのお話を聞かせてもらいました。それで、友達と一緒に学校にいきたいという風に受け止めました。できるだけ、離ればなれになって寂しいとありまし たし、紹介していただいたお手紙の中には、吹奏楽一緒にやりたかったというお話もあったと思います。それを実現するには何が重要かというと、先ずは、原子 力発電所が安定するということなんですけれども、文部科学省としては、先ず、学校がきれいになって、学校に行けば安心だという風になれば、少しでも早く 帰っていけるのではというような体制になると思うんですね。なので、そういったことができるようにしっかり頑張りたいと思いますし、夏休みの間活動ができ ないと言うことであれば、夏休みの間にサマーキャンプというような形で外に行くというような事も、色々考えていますので、なかなか急にいかなくて、もどか しい思いをされると思いますけれども、しっかり今日の声を聞いて頑張りたいと思いますので、何卒また声を聞かせてやってくれればと思います。」
こども 「あの、学校がきれいになれば帰れるっていうか、安心して帰れるってわけじゃなくって、街がきれいになっても安心できないから、今この状態で安心できない からこうやって手紙を書いてきたわけで、うん。いきなり学校がきれいになるからって、帰れるもんじゃなくって、みんなそういう気持ちは同じなんで、よく考 えてもう一回お話してもらいたいんですけど。」
大人 「えー と、すいません、あの、勿論、その、学校がきれいになるだけでは安心できないという気持ちはよくわかります。ただ一方で、みなさんは朝から、それから夕方 まで学校に通われる、また学校にいる時間が長いということなので、先ずはそこをきれいにしなければならないということで、というのがお仕事の進め方だった んですね。ですので、なかなか納得いかないという気持ちがあるというのはわかりますし、周りの大人の皆様もそういう気持ちをもっておられるんだろうという 風に思うので、それをしっかり受け止めなきゃいけないとは思うんですけれども、しかし、できるところから一つひとつやっていきたいという風には思っており ますので、そこはよくご理解いただければと思います。
こども 「きれいにするっていう考えがあったんなら、何で早くやんなかったんですか？」
大人 「先ずですね、学校の話題中心でありましたけれども、今度、当然今ご指摘がありましたように、街に安心できないと帰れないといったところも、我々も十分認 識しておりまして、先週政府で色々と決定したとご説明させていただきましたけれども、その中でですね、先ずやはり、帰れるようになるためには、どうしたら いいのか？といったところで、当然文部科学省さんからもありましたように、原子炉が安全確保されることが大前提ですけれども、その次に除染できれいにな る、あと、生活インフラがちゃんと使える、そういった物理的な条件ですね、そういったものも示させてもらいましたが、最後は、やはり、みなさんの安心を確 保しないと帰れませんので、そこの所は住民のみなさん、市町村のみなさんとよく相談して、これからの避難区域などですね、解除なども検討していくといった ことが政府の方針となっております。みなさんとよく話し合って、そこは決めていきたいという風に考えております。」
こども 「あの、どうして、早くやんなかったのか？って聞いたんですけど。」
大人 「除染の件につきましては、色々と地方自治体の方の動きもございますと承知しておりますし、国としてもですね、先ずはやはり学校の方の所を中心に、色々とできるだ限りの取り組みをしてきたかと考えております。」
こども 「じゃなくて、早くしてほしいってことを、なんで早くやんなかったのか？って聞いてるんですけど？」
大人 「我々としては、最大限早く取り組んできたという風に考えております。」
こども 「最大限てどういうことですか？もっと早くやれって言っているのに。」
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