財団法人愛知県学校給食会・放射性物質の検査について 2011/10/19（結果追記）

放射性物質の検査について 2011/10/19（結果追記）

2011/9/7

１ 趣旨

現在国内に流通している物資（食品）については、各都道府県によるモニタリング検査や、生産者等の自主検査により、安全性が確認されており、基準値を超える物資は流通していないと考えられるわけですが、保護者等の不安が完全に払拭されたわけではありません。

したがいまして、本会といたしましては、保護者等の不安を少しでも解消するため、また本会の取扱い物資に対する信頼を確保するために、独自に放射性物質の検査及び放射線量の測定判別を実施します。

２ 実施方法

基本物資（主食）

従来からの残留農薬及び重金属を始め、品種鑑定（ＤＮＡ）、鮮度判定、性状分析、品位分析等に加え、放射性物質の検査及び測定判別を実施する。

・玄米……外部専門機関に検査委託する。

・小麦……本会において、放射線量感知機器（ＧＭサーベイメータ）により測定判別する。

一般物資（副食等）

従来から、本会物資入荷時に理化学検査（残留農薬、食品添加物等）と細菌検査（細菌数、大腸菌群、Ｏ１５７等）を実施してきたが、新たに放射線量感知機器により測定判別をする。

上記の測定判別において、万一異常な値を検知した場合は、ただちに購入中止や出荷停止の措置を講ずる。

３ その他

２２年産の米や小麦を除き、すでに一部入荷物資は測定判別を開始しており、２学期からの供給物資は、全て判別済みということになります。

今後もより安心してご利用いただける物資の供給に努めてまいります。

４ お知らせ（追記）

平成２３年産学校給食用玄米（愛知県産）の放射性物質検査については、外部専門機関において検査を実施しました。

検査結果は、買付予定の玄米について、すべて「検出せず」の報告を受けましたのでお知らせします。

転載元: 財団法人愛知県学校給食会・放射性物質の検査について 2011/10/19（結果追記）.

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